酒造りの思い

三輪を飲む

酒の神が鎮まる地 奈良・三輪。
山の麓で寒暖の差が激しい気候、神の水といわれる三輪山の伏流水、酒との深い歴史がそろう三輪の地で、
その恵みを授かりながら酒造りが出来る唯一無二の環境。
だからこそ三輪の歴史・文化、そこから生み出される風土(水・米)を表現した酒造りをしたいと思っています。
ブランドコンセプトは「三輪を飲む」

お客様から頂くうまい!の声のために

「うまい!」の声のために、妥協せずひと手間ふた手間かけた酒造りをしています。
酒造りの工程は大手も中小も全工程全て同じ中で、何が味わいを決定づけるポイントか。それは各工程でどれだけこだわれるか、だと考えています。
例えば洗米。 「洗米」と一言で言っても、1tの米を一度に洗っても洗米。500kg、100kg、10kgと小分けにして洗っても洗米ですが、 小分けにすればするほど、米をよく洗い、きれいに糠を落とすことが出来ます。
しかし、膨大な時間がかかります。 酒造りは冬季のみで行うため、絶えずあわただしくしている中、各酒蔵は効率とのせめぎ合いをしています。
その中で当蔵の酒造りは効率を一切無視。
非効率でありながらも各醸造工程のパフォーマンスを最大限高めることしかしていきません。
先例だと、米は全量10kgずつ小分けにして洗います。徹底した品質重視の酒造りを行っています。

仕込み水「神宿る水」

仕込み水は蔵内井戸から湧き出る御神体「三輪山」の伏流水。 三輪山は健康の神様としても信仰をされていることから、三輪山の伏流水は「飲めば万病に効く」といわれている霊験あらたかな御神水です。
また酒造りの神様が宿る水と知られ、そのありがたい水が当蔵では350有余年途切れる事なく井戸から湧き出て使用しています。水質はやや軟水でやわらかい口当たりです。

使用米「三輪の米」

美味しい酒には必ず理由がある。その一つに、やはり「米」、そしてその米が育つ土壌。 いい土壌には、うまい米が育ち、その米で醸す酒も自然とうまくなる。加えて、出来上がる酒に三輪の風景が透けて欲しい。
その様な想いから仕込み水の湧く水脈上で契約農家と共に米を育てています。 「山田錦」と奈良県唯一の酒造好適米「露葉風(つゆはかぜ)」を主力品種としています。